保守のバイブル。 M.ウェーバー『職業としての政治』 (17/6/1)

   さて、ここで、保守の必須文献の案内。 マックス・ヴェーバー『職業としての政治』。有名で保守で知らない人はモグリだと思うが、これこそバイブルと私は思う。ヴェーバー自身は保守を売りにしたわけではないだろうけど、私にはこれこそ真髄が詰まっていると思う。敗戦直後の危機的状況の中で、明日のドイツを背負うミュンヘンの学生に対してなされた講演が元になっている。よって、簡易であるし分量的にも読みやすい。それでいて、格調高く感動的であもある。薄っぺらいお涙頂戴の左翼話でなくてこれだけ熱くさせるのだから凄い。それでいて、保守というより政治全般への正しい目を鍛えてくれる。パヨクには読んでも理解できないだろう。読んで理解できてパヨクのままで入れるはずがないw例によってパヨク得意のスキャニング読みしてるだけだろう。これで今でも少し応用力があれば通用する。守主義と言えば、エドマンド・バークやトクビル辺りがそのまんまズバリであるが、まあ保守の古典だろう。ウェーバーマルクス主義とも対峙しているし、総合的な保守主義として今日的にも価値があるのはウェーバーだろう。逆にハイエクになると、こじんまり感がある。ウェーバーで一応完成・熟成。ウェーバー『社会科学及び社会政策的認識に関する「客観性」』いわゆる「客観性」論文。ここいら辺りを読めば、保守主義というわけではないが、社会事象を考える理論的な方法論を鍛えてくれる。これは学術誌に寄せられた論文ゆえに、ネチネチしている。よって読みやすいとは言えないし分量も結構あるが、実際冗長になっているだけで、その大筋は最初の100ページくらいでも大まかには分かる。暇なときに読み進めればいいだろう。いい歳こいて、バイブルが某漫画本では恥ずかしいwwwただウェーバーは、姜尚中みたいな大バカパヨが研究者だったりもする。馬鹿の考えはわからない。こればっかりは致し方ないだろうw

 

(17/6/1)