対抗ニヒリズムとしてのパヨク (17/5/30)

確かに、ただ生きているだけというニヒリズムは人間にはつらい物がある。勧善懲悪的単純世界を描いて自分はそれらに立ち向かう意味ある人生を生きているのだ、と持っていきたいのかもしれないが、人間はカレー味のウンコは食べれないのであり、ウンコと分かる知性の持ち主にはパヨク的熱狂に酔いしれるような安直なことはできないのである。さてそういった安直さにも困ったものであるが、彼らがさらに有害なのは、その熱狂的酔いしれが度を越して、敵を叩くヒロイズム的快感をさらに得るために、敵を強大化させるのである。敵を針小棒大にして騒ぎ、それだけ強大凶悪な敵と戦う自分(たち)といった脳内構図を固めていくのである。困ったものである。

 

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